2011-01-01から1年間の記事一覧
「この景色を作った人たちも、何も無い場所を切り拓きながら、ここがどんな街に育っていくのか想像して、遥か未来のぼくらのことを夢に見て、それを楽しみにして頑張ったんだと思う。いずれ自分たちの努力が報われることを信じて」 農業高校を舞台にした学園…
「さすがです、さ――村人Aさん!いまはっきりとわかりました。あなたのAは、最初の村人さんという意味じゃなかった。あなたのAは、エースのAです!」 魔王なあの娘と村人Aの2巻。 この作品の魔王は本当可愛い。 可愛い魔王のちょっとズレた行動を楽しむ物語…
「前例?今の君の立場自体が前例に無いじゃないか。君の様な二科生は前例に無いんだから、前例が無いというだけで可能性を否定する根拠にはならないよ。前例が無い、などと言うより、君こそが『前例』になるべきだ。君の様な後輩の為にね」 魔法科高校の劣等…
「制限時間は三分。持参物ならびに設置物等、道具の使用は全面的に禁止。また今後質問には一切返答いたしません」 「わかりました」 「時間は試験内容を通知後、三秒経った時点からカウントいたします。よろしいですか?」 「はい」 「ではこれより試験内容…
「うん。君の視る未来は、きっと警告なんじゃないかな。こういうコトが起きるから、悔いのないよう頑張りなさいっていう」 空の境界の外伝『未来福音』です。 話の主軸は両儀式と黒桐幹也ではなく、未来視の力をもつ少女と爆弾魔の二人。 少女には幹也が、爆…
「自分では何も決めずに受け身でいて、誰かに手を引いてもらうことに慣れてしまったら……良くない、気がします」 子ひつじは迷わない第4巻。 シリーズ初の長編です。 今回は、成田、佐々原、仙波とその妹、生徒会長と万鏡館というところへ泊まりこみのバイト…
「…俺に、負けを認めろと?」 「そうよ。そして主催者として、攻略者に勝利宣言を。それでこのゲームは終わるわ」 「…………、」 「そして、君のゲームが終わったら……私と、次のゲームを始めましょう」 問題児シリーズ3巻『問題児たちが異世界から来るそうです…
「『やろう』って思えるってことは、自分で可能性があると感じているってことだろ。本当に無理なことは、たぶん『やろう』と考えられれなくないか?」 ココロコネクト シリーズ6作目『ココロコネクト ニセランダム』です。 今回は文化研究部に入部した新入生…
「企業に属するすべての人が悪いわけじゃないでしょう。むしろ大多数の人たちは誠意を持って職務に従事しているはずです。集団社会では誰かが恵まれない立場に置かれます。補習クラスで赤点をとったぐらいで見捨てられたら……。わたしはいまここにはいなかっ…
「約束して。優くんは今日から私のもの。ぜ〜〜〜〜っっったい浮気とかしちゃだめだよ?」 合コンにで遅れてやってきたかわいい女性、汐野希と出会った桜田優介。 二人きりで飲み、キスをして別れた翌日、幸せな日々を送るはずだったが事態は思わぬ方向に。 …
「…分からないように隠してあるものを、見つけるのは難しいんじゃないですか」 「未熟かどうかじゃなくて……もともと誰かの秘密って、そう簡単に分かるようにはなってないんじゃないですか」 メディアワークス文庫のベストセラー作品『ビブリア古書堂の事件手…
「自分の欲望を満たすために、光里が嫌がることをしていいはずがねえんだよ! たとえどんな理由があろうと俺は光里を傷つけるような真似はしない。そして俺は、どんな理由があろうと、光里を傷つける奴を絶対に許さない!」 第7回MF文庫Jライトノベル新人賞…
「弱くて何が悪い? 負けて何が悪い? みんなそうやって、ぼろぼろになりながら前に進んでいくんだ」 前回、衝撃の結末を迎えてからの続き。 シリーズ第三巻。 今回は聖神官ネウがカナクを取り戻すために旅立つ話。 1巻、2巻で作ってきた舞台を元にようやく…
「僕は夢の中にまで手出しはできないけれど、現実でなら、どうにかできると思う。もし、現実で幡ヶ谷さんが、そんな悪夢みたいな出来事に出くわしたのなら、僕は幡ヶ谷さんのために頑張りたい」 朝起きたらなぜか、一週間分の記憶を失っていた仁庄助は困って…
「親らしく子供のために命を賭けるだけだな。ま、あんま心配すんな。イザってときにはお前に迷惑がかかることには多分ならねぇよ」 「……その自信はどこから湧いてくるのよ」 「根拠なんかねェよ。でも不思議なもんで、アラス・ラムスのためにならなんだって…
「関係ない訳ないじゃん……」 「だって……誰よりも大切な人だったんだからさ……」 松田夜助の運命は、希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件の真相は? 記憶を失った音無涼子が辿り着いた真実が全てを終わりにして、あの事件はこうして始まりを迎えた。 PSPのゲーム「…
「里見さん、わたくしに教えてください。わたくしの命を救ってくれたあなたが、わたくしに望むものはなんなのかを」 「――力が欲しい! 俺の守りたい者を守れる力が欲しい!」 東京エリア破滅の危機を救った、蓮太郎と延珠ペアが新たに受けた依頼は東京エリア…
「テメェが、>と一緒に消えて、加速世界に平和が戻って……それでハッピーエンドになんか、絶対ェなりゃしねぇんだよ!!」 災禍の鎧と完全に融合してしまい『六代目クロム・ディザスター』となったシルバー・クロウ。 アッシュ・ローラーを痛めつけていた、集団…
「私は誰とも比べられなかったから、自分が何をしたらいいのか、よく分からないままだもの」 一緒に図書委員を務める、東雲侑子。 偶然にも、彼女が作家であることを知ってしまった三並英太。 彼女にサインを頼んだことをキッカケに彼女からも一つお願いをさ…
「理由なく助けたって、いいんじゃないかな。だって、俺達 冒険者> だよな?冒険するから 冒険者> だよな。助けたい気持ちがあったら、理由なく助けても、ありじゃないかな?」 サハギンとゴブリンの襲撃を受け、撤退戦と防衛戦を繰り広げる新人達。 ゴブリ…
「だけどね、これは何も怪異の話に限っただけのことじゃなく、日常生活全般について言えることだけれど、誤解を解く努力をしないというのは、嘘をついているのと同じなんだよ。」 化物語セカンドシリーズもいよいよ終盤戦。 今回は忍野忍の時系列を遡る話。 …
「お遊びは終わりだ! さあ、サインするんだ!」 「ひどいわ、バルちゃん」 「今に俺に感謝を捧げるようになるさ」 若手の悪魔だがベテランからも一目置かれるバルサザーが呼び出された先にいたのは二人の少女だった。 貴重な黄金の魂を持つ仁緒と、地獄にと…
「君のみたものが君の事実だ。君の思い出も、今胸にある感情も君だけのものだ。他の誰に否定できる。」 自らの妄想と現実の区別がつかない大学生『僕』は大学デビューを目論むも、とある妄想が原因で変人あつかいされるようになってしまった。 そんな僕のも…
「……小豆さんとなにをしたとしても――過去はわたしのものです。わたしが一番、付き合いが長いのですから」 変態王子と笑わない猫。最新刊です。 今回は5つの短編で構成されていました。 1章は月子との本当の出会いの話。 2章は2巻で小豆梓が沖縄にいた間の話…
「だから! んなことどうでもいいって言ってんの! 昔のことなんていつまでも引っ張ってないで、今やるべきことをやりなさい!」 小鷹の妹、小鳩の誕生会をやってからの続き。 アニメ化も決まり絶好調な『はがない』最新刊です。 今回は素晴らしかった。 過…
「でも……だからこそアタシは、あんたの友だちになって――あんたを助けてあげたいっ! だってあんたは、いつも学園で一人ぼっちだったアタシと一緒なんだもんっ!」 涼月家を追い出され、マサムネ家へ移ってきたジローと紅羽。 マサムネとの生活は思い描いてた…
「小早川さんは正義感強いから、あのクラスに向いてないんだよね」 「でも一Bではうまくやれてる俺が、ここでは逆に浮いてたりする。そういうもんなんじゃない?」 入学三日で無難な立ち位置を手に入れた飯島直幸。 校則を守ろうとしないクラスメイトを注意…
「……落ちこぼれ? 出来そこない? 言っておくけど、あいつをバカにしていいのは俺だけだ。それ以外のヤツには、あいつをバカにする権利なんてないんだよ」 超高校級の生徒が集まる私立希望ヶ峰学園で起きた、希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件。 隠蔽を決定し…
「犯罪ってのはバレて初めて成立する。完全犯罪は犯罪ではない」 「そんな理屈はないでしょ。あなたの眼前にことの真相を知ってる人間がいるんですよ」 関東州のスラムと呼ばれるスピアシティ。 外国人・異民族・アウトロー・アナーキスト・ヤクザ・ギャング…
「あんた、ここで私達が断ったら現地のお客さんはどうなるの? 夜中に障害誤検知で叩き起こされた担当者の立場は?」 SEをテーマにしたライトノベル、「なれる!SE」シリーズ5巻目。 今回は新人SE桜坂くんの初出張の話。 相変わらず、この業界の酷さがわかっ…