2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「だって自分が決めたことも守れなかったら、私が私である意味なんてないじゃん」 ファミ通文庫7月の新刊『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』の3巻です。冒険部二代目部長の戦場緋夜よりも先に、遺跡クリアを目指すために冒険部が奮闘する話。今回は遺跡内部の仕掛けが…
「いつからこんなになっちゃたのかなぁ」 「別に恋がしたくないわけじゃないんだけどなぁ」 仕事一筋の真面目人間、遥希。 恋に生きる女、舞衣。 そんな二人の生き方に憧れる、佳奈子。Bar『シュガー&ソルト』で出会った3人の女性達の恋と友情を描いた物語…
「ねえ。<前>に……私と、なにかあったの?」 「なーんにもないですよ。僕と百音さんは、いつだって初対面だから」 繰り返される5月6日。 気づいてるのは自分だけ。 どうしたら、このリピートから抜け出せるのか……。自暴自棄になりかけた何回目かのループの…
「当たり前だ。最高の仲間で最高の家族だよ」 『贋人』(ギニョル)から人間になるための方法を探すため旅を続けるアルトゥールとユズカの二人。 情報屋ミヌーから貰った情報を頼りに彼等は再び、メリッサが眠る地ジャッロ・コリーナへと向かう。富士見ファン…
「欲しいものがあるんなら、自分の手で掴みとってみろ」 全校生徒の前でジローがプロポーズをしたところからの続き。MF文庫Jの6月の新刊から『まよチキ!』の最終巻です。ラスボスは予想通りスバルの父、近衛流。 1巻では勝てなかった相手とのガチンコの殴り…
「なんだか、楽しそうだねそれ。わくわくする」 「ああ……約束する。二人で面白いことやろう?」 富士見ファンタジア文庫7月の新刊『冴えない彼女の育てかた』です。人一倍キャラが立っていない女の子をメインヒロインにするために奮闘するボーイミーツガール…
「だってそうでしょ?ほんとに自分のやりたいことをしてるなら、もっと楽しそうにしなきゃ。例えそれがなんの生産性もない無意味な復讐でも、嬉々として実行できなければ嘘だよ」 電撃文庫7月の新刊『スクリューマン&フェアリーロリポップス』です。ボーイミ…
「それでもヒッキーは助けるよ」 ガガガ文庫7月の新刊『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の5巻です。 アニメ化おめでとうございます。今回は雪ノ下を除いた主要キャラと過ごしたヒッキーの夏休みの様子を描いた内容。中でも由比ヶ浜との花火大会…
「私と青春革命、はじめましょう?」 アイドル科と普通科の交流を取り締まる生徒会を相手に孤軍奮闘する麒麟堂奏子。 入学早々、彼女に目をつけられた天道優馬はなんの因果か彼女と一緒に青春革命をするはめになるのであった。アイドライジングの広沢先生が…
「目に見えたものは、誰かが見せたがってるものだと思え」 「目に見えたものは、単なる事実だ。目に見えないものの方が、真実に近い」 生徒会選挙に見事に落選した、相上櫻。 当選したのは先月転校してきたばかりの生徒。 琴宮遙の全ポイントは確かに自分に…
「何ボウッと見てるの! 追いかけなさい、吉田君!」 電撃文庫7月の新刊「魔法科高校の劣等生」6巻『横浜騒乱編 上』です。今回はWeb版からかなり加筆修正が入ってました。 記憶の辿ると確か、この時点では特殊工作部隊の方々が暗躍してる描写はなかったはず…
「俺とお前のマグダラは、同じ場所にあると思うんだがな」 騎士団お抱えの錬金術師のクースラは、炉に聖者の骨をくべた罪で投獄されていた。 二週間後、謎の死を遂げた錬金術師トーマスの研究を引き継ぐ任務と引換に釈放される。 街につき工房に出向くいた彼…
「恐らく、永遠に赦しを得られる日は来ないのかもしれません。だとしても、わたしたちは、自分の罪と向き合い続けていかなければならないんです」 電撃文庫の7月の新刊「ソードアート・オンライン」10巻『アリシゼーション・ランニング』。 アンダーワールド…
「……ひとりでいるからだよ。音楽って、それじゃだめになる」 杉井先生が送る、音楽青春物『さよならピアノソナタ』です。先日出た「楽聖少女」から遡って読んでみましたけど、面白かった。 心からの願いの百貨店で出会いをきっかけに、変わっていく二人がと…
「俺は、お前なんか怖くないぞ」 「お前たち”虫”のせいで夢を諦めることのほうが、俺にとってよっぽど怖いからな」 夢を喰うことを代償に、虫が持つ力を宿主に与える虫が現れてから10年が経とうとしていた。 一度、虫に憑かれたら最後、夢を食い荒らされるま…
「お前たちは和解。可能性を捨てるな。クラスXのXとは、未知数を意味する。どんなものにでもなれるという事だ」 デーゲンメイデンに引き続き、田口先生の新作、 角川スニーカー文庫7月の新刊から「七星降霊学園のアクマ」です。こちらは攻めて来る悪魔に対し…
「俺、やっぱり人は斬れない」 「――けど、それでいいんだ」 富士見ファンタジア文庫6月の新刊『デーゲンメイデン』です。人格が宿った伝説の武器Dアームをめぐったお話。Dアームのせいで幼馴染を失った主人公がDアームを手にして戦うけど、人を斬る覚悟なく…
「あたしは、進むんだ」 「負けないように。おいていかれないように。ほんの少しの感傷だって――失わないで、済むように」 「何があっても振り返らずに――」 高い壁に囲われた街。 その壁を超えるために、飛行機を作っていた少年たちの元に一人の少女が空から…
「愛しているよ……殺したいほどに」 ファミ通文庫6月の新刊『修羅場な俺と乙女禁猟区』の3巻です。デッド・エンド・ハーレムついに終幕。 もう少し引っ張るのかと思っていただけに、幕引きは意外とあっさり。 「自分の目的が達成されるなら、ゲームの勝敗にこ…