2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

僕は友達が少ない (5) / 平坂読

僕は友達が少ない (5) / 平坂読 / MF文庫J 「………もうヤダ……ほんとついてない……なんでこんな上手くいかないんだよぅ……」 どう読んでもリア充の集まりの話としかみえない「はがない」シリーズの5作目です。 今回は隣人部のみんなで遊園地に行く話がメインで…

僕と彼女とギャルゲーな戦い / 西村悠

僕と彼女とギャルゲーな戦い / 西村悠 / メディアワークス文庫 「みんな弱いよ。私だって……。多分、この世界には強い人なんていないんだよ。いるのは弱さを自覚していない弱い人と、弱さを自覚している弱い人だけ」 「君が挫折を知っててくれてよかった。人…

めたもる。 / 日比生典成

めたもる。 / 日比生典成 / メディアワークス文庫 「本当に、よかったとお思いですか? 人はどんなに姿を変えても、所詮は人。人の本質が変わるわけではありませんよ。むしろ、姿を変えることで、一時しのぎの逃避になったり、誰かを騙しているのではありま…

不思議系上司の攻略法 / 水沢あきと

不思議系上司の攻略法 / 水沢あきと / メディアワークス文庫 「はじめてお店でカヨさんと会ったとき、僕はとても楽しい気持ちになれました。その日の辛かったことをすべて忘れるほどに。そしてその一方、目標達成のために粘り強く業務を進める石峰さんの仕事…

吐息雪色 / 綾崎隼

吐息雪色 / 綾崎隼 / メディアワークス文庫 「私なんか何処にでもいる、普通の恋に焦がれる女ですよ。会ったその時から、あなたを好きになるような気がしましたし、こんな出会い、奇跡でもなきゃ有り得ないって、心の何処かで思ってます」 綾崎隼が綴る花鳥…

ソードアート・オンライン5 ファントム・バレット / 川原礫

ソードアート・オンライン5 ファントム・バレット / 川原礫 / 電撃文庫 「だって、この弾除けゲームは、弾道予測線を予測する、っていうゲームですよね?」 ソードアート・オンラインの5巻目。 面白すぎて、休日に一気に読んでしまいました。 今回から舞台は…

ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス / 川原礫

ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス / 川原礫 / 電撃文庫 「仲間はアイテムじゃないぜ」 「え……?」 「……なんだと……?」 「他のプレイヤーを、あんたの大事な剣な鎧みたに、装備欄にロックしとくことはできないって言ったのさ」 ソードアート・オ…

ソードアート・オンライン4 フェアリィ・ダンス / 川原礫

ソードアート・オンライン4 フェアリィ・ダンス / 川原礫 / 電撃文庫 『逃げ出すのか?』 『屈服するのか? かつて否定したシステムの力に?』 『それは、あの戦いを汚す言葉だな。私に、システムを上回る人間の意思の力を知らしめ、未来の可能性を悟らせた…

ソードアート・オンライン2 アインクラッド / 川原礫

ソードアート・オンライン2 アインクラッド / 川原礫 / 電撃文庫 「ねえ、何でこんなことになっちゃったの? なんでゲームから出られないの? なんでゲームなのに、ほんとに死ななきゃならないの? あの茅場って人は、こんなことして、何の得があるの? こん…

ソードアート・オンライン1 アインクラッド / 川原礫

ソードアート・オンライン1 アインクラッド / 川原礫 / 電撃文庫 「キリト君はわたしにとって、ここで過ごした二年間の意味であり、生きた証であり、明日への希望そのものです。わたしはこの人に出会う為に、あの日ナーヴギアを被ってここに来たんです。……ニ…

月光 / 間宮夏生

月光 / 間宮夏生 / 電撃文庫 「今日のことは忘れてくれ。僕はどうかしていたんだ」 「嫌よ」 「お互いの為さ」 「ようやく見つけた"運命の人"との大切な思い出だわ」 「軽々しく"運命の人"だなんて口に出来る君が信じられないね。十年後にもう一度聞かせて貰…

付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います / 御堂彰彦

付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います / 御堂彰彦 / 電撃文庫 「これプレゼントだ」 「…ということだ。わかったか?」 「え? あ、うん。はい」 「とにかくそういうことだからな」 ハーレム展開じゃない物語が読みたいと思って手に取りました。 アンティークと…

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その2 さよならの週末はささやかな終末 / 葉村哲

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その2 さよならの週末はささやかな終末 / 葉村哲/MF文庫J 「……ここは、便箋か」 「わお、ソージよくわかったね」 「毎年、欲しがってるからな便箋」 「やっぱり、大事な手紙を書く時は便箋とか封筒にもこだわりたいよ…

“菜々子さん”の戯曲 小悪魔と盤上の12人 / 高木敦史

“菜々子さん”の戯曲 小悪魔と盤上の12人 / 高木敦史 / 角川スニーカー文庫 「わたしね、昔から、ひとが何を考えているか考えるのが好きなのよ。で、もしこの人がわたしの思っているように動いて、わたしの狙った通りのことをしてくれたらすっごい愉快だな…

“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕 / 高木敦史

“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕 / 高木敦史 / 角川スニーカー文庫 「せっかくいいトコまで来たのになあ。たったひとつにして最大のボトルネックだったあなたの性格、めんどくさがり、それをぶち破って、心の隙を作り出せるチャンスだったのに。も…

丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ / 耳目口司

丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ / 耳目口司 / 角川スニーカー文庫 「なにが『普通』なんだ!? どうしてあんたたちの『普通』が狂っていないとそんなにまで自信満々に言えるんだよ!? 正しいのか、あんたたちの『普通』はそんなにまで正しいのか、だとし…

子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき / 玩具堂

子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき / 玩具堂 / 角川スニーカー文庫 「うん…仙波に言わせれば、そもそも好ましいことじゃないんだろうさ。僕だって佐々原にとって何が幸いかなんて判りはしない。 でも、それでも……佐々原が自分で望んで踏み出したなら、…

まよチキ!(5) / あさのハジメ

まよチキ!(5) / あさのハジメ / MF文庫J 私自信が率先して面白おかしいことを起こそうとしているのもあるのだけれど、それを抜きにしても彼はトラブルに巻き込まれやすい体質みたい。 そう、彼の傍にいると退屈することがない。 楽しくて面白いことが…

まよチキ!(4) / あさのハジメ

まよチキ!(4) / あさのハジメ / MF文庫J 「――ふぅ。仕方ないわ。本当のこと教えてあげる」 「彼は、私の婚約者なの」 「なっ……!?」 「そっ、そんなわけないでしょ! いきなり何を言ってるのよ!」 「嘘じゃないわ。私と彼は今駆け落ちの真っ最中なの…

まよチキ!(3) / あさのハジメ

まよチキ!(3) / あさのハジメ / MF文庫J 「なので――今から復讐をします」 「……はい?」 「だから、復讐よ。あなたには、これから私と同じ目に遭ってもらうわ」 「まよチキ!」シリーズ第三巻 今回の舞台は文化祭。 スバルと二人で回る予定だったはず…

まよチキ!(2) / あさのハジメ

まよチキ!(2) / あさのハジメ / MF文庫J 「そう言えば、結局女性恐怖症の件はどうなったの? スバルと一緒に生活することで少しは改善された?」 「ん? ああ、おかかげさまで。ちょっとだけ、女に触るのも慣れた気がするよ」 「ふぅん。そうなんだ」…

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その1 ごく個人的な世界の終わり / 葉村哲

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その1 ごく個人的な世界の終わり / 葉村哲 / MF文庫J 「何が、力になりたいよ。下らない、馬鹿馬鹿しい」 「なのにどうして、私はこんなに揺れているの」 ヒロインが主人公を弄り倒すラブコメものでした。 前半はヒロイ…

まよチキ! / あさのハジメ

まよチキ! / あさのハジメ / MF文庫J 「めんどくせえヤツだな。俺は昔からジローってあだ名だったんだよ。それ以外の名前で呼ばれる方が気色悪いんだ。だから、呼べよ」 「しかし、一緒にお昼を食べただけなのに……」 「一緒にメシを食って、どうでもいい…

万能鑑定士Qの事件簿VI / 松岡圭祐

万能鑑定士Qの事件簿VI / 松岡圭祐 / 角川文庫 「いちどでもあなたの嘘を見破る人間がいて、世間が善とみなすことの価値を証明できたらあなたの人生は変わるかも」 ありとあらゆるものを瞬時に鑑定する万能鑑定士、凛田莉子の万能鑑定士シリーズ6冊目です。 …