おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その2 さよならの週末はささやかな終末 / 葉村哲

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その2 さよならの週末はささやかな終末 / 葉村哲/MF文庫J
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その2 (MF文庫J)

「……ここは、便箋か」
「わお、ソージよくわかったね」
「毎年、欲しがってるからな便箋」
「やっぱり、大事な手紙を書く時は便箋とか封筒にもこだわりたいよね」
「ま、今時手紙ってのも珍しいけどな」
「だから、気持ちが現れるんだよ……大事な人への大事な気持ちが」

一乃のゲーム同好会活動シリーズ2冊目です。
今回はキリカにスポットが当たった話です。


生きていく上ではまるで必要の無い異能にあんな代償があったとは…。
宗司と出会う前のキリカはきっとあんなに明るく無かったのではないかと想像してしまう。
宗司の言葉には随分と救われたんですね。
だからこそ、一乃も妹のリリスも宗司のことをあんなに好きなのかも。
でも、肝心の宗司はまったく気づく様子がないけど。
流石にどうかと思います。
そろそろ、変化が無いと厳しいです。