ソードアート・オンライン2 アインクラッド / 川原礫

ソードアート・オンライン2 アインクラッド / 川原礫 / 電撃文庫
ソードアート・オンライン (2) アインクラッド (電撃文庫)

「ねえ、何でこんなことになっちゃったの? なんでゲームから出られないの? なんでゲームなのに、ほんとに死ななきゃならないの? あの茅場って人は、こんなことして、何の得があるの? こんなことに、何の意味があるの……?」
「多分、意味なんてない……誰も得なんてしないんだ。この世界ができたときにもう、大事なことはみんな終わっちゃったんだ」

ソードアートオンラインの第2巻です。
1巻が面白かったのですぐに、2巻目に手を取りました。
今回は外伝で4つの話が収録されています。

1話目がビーストテイマーとキリトさんの話
2話目が鍛冶屋とキリトさんの話
3話目がアスナとキリトと正体不明の少女の話
4話目がキリトさんが所属した過去のギルドの話

どれも良かったですけど、特に4話目は切なかったです。
サチがキリトに託したメッセージで泣きました。
キリトはサチにこの世界に意味なんて無いと言った。でもサチにはどんなことにも意味があると伝えたかった。
たとえどんな結果になろうとも。


しかしキリトさん、てっきりアスナ一筋かと思っていたら天然ジゴロだったんですね。
出会った女の子全てにフラグ立ててるとは
あれだけ強くてカッコ良ければそうなるか。
アスナに一途なキリトさんを見て女の子が身を引くってのは見てて悲しいですね。
ハーレム展開よりかはいいですけど。