魔法科高校の劣等生 7 横浜騒乱編 下 / 佐島勤
「悔しいという気持ちを持ち続けることができるのであれば、きっといつか、成し遂げることができると思いますよ
電撃文庫9月の新刊「魔法科高校の劣等生」7巻『横浜騒乱編 下』です。
この巻は上巻と比べると、加筆修正は少なかったかな。
前回同様、摩利先輩が活躍しているシーンが増えたくらいしかわからなかった…。
それにしても達也の周りは、高校生とは思えないですね。
劣等生の烙印を押されている、二科生の方が戦闘では活躍してるのがまた面白い。
一科生と二科生のクラス分けが以下に無意味かよくわかる。
しかしそれにしても、みんなあっさり人を殺しますね…。
戦争だから躊躇ったら自分が死ぬとはいえ、ろくに戦闘経験も積んでないと思われる生徒があっさりと人殺ししてしまうのは、若干違和感を覚えた。
今回の生徒無双も派手で面白かったのですが、やはり一番は達也の活躍ですね。
一瞬で治癒してしまうあの力に加えて、超遠距離からの攻撃。
あそこまで強すぎると、もう笑うしかないですね。
この日を境に、魔法師の世界がどのように変わっていくか楽しみ。