侵略教師星人ユーマ / エドワード・スミス
「全ての教師は生徒の味方だ。教師の力は生徒を守り、その悩みの種を取り除くために使われる。お前自身に大きな力は無いかもしれないが、自分の担任を動かすだけの力はあるんだぞ」
教師であるユーマが地球を侵略いている悪い宇宙人から地球を守る話。
第18回電撃小説大賞、メディアワークス文庫賞受賞作『侵略教師星人ユーマ』です。
ユーマは表紙のイラストの印象のせいか、適当でいい加減なキャラなのかと思っていたのですが、いい意味で裏切られました。
彼くらいに教師と呼ぶ相応しい、教師を私は知らない。
学生時代に私もこんな先生に教えを受けたかった。
ユーマが本当の姿をみせて悪い宇宙人と戦ってくれる最後のシーンは爽快。
封印していた力を開放して、全力で戦うシーンって読んでて気持ちがいいですね。
次も地球人より地球を愛してるユーマが活躍するお話なのかな?
ユーマの続きでもそうじゃなくても、作者の次の作品がいまから楽しみです。