不思議系上司の攻略法 2 / 水沢あきと

不思議系上司の攻略法〈2〉 (メディアワークス文庫)

「あたし、思うの。完璧な人なんていない。だから、仕事っていうのは誰かと一緒にやって、お互いに欠けている部分を補い合えるようにしている。もっと言えば仕事っていうのは絶対に一人じゃ出来ないものなんだよ」

二重生活を続ける石峰真夜と梶原健二。
今回はプロジェクト支援のために二人で名古屋の出張に行くこと。
大学の新校舎のネットワーク構築の案件だが、進捗具合は芳しくなく、
調べてみると、収支状態も怪しいものになっていた。
テレビ局の記者をやっている大学時代の友人である市瀬から、
ある情報を聞き、プロジェクトに起きている問題を梶原は一人でなんとかしようとする…。


不思議系上司の攻略法の2巻です。
今回は恋愛方面は進展なく、やきもきしました。


会社の手違いで同じ部屋に宿泊することになったのに二人とも真面目に仕事したりして、
せっかくの美味しい展開を活かせてなかったのが残念すぎる。
新たに登場した同級生の市瀬は、梶原にモーションをかけるのかと思えばそうでもなかったり。
当て馬にもなってなく、ちょっと残念。


二人とも想いあってるはずだよね?
上司と部下という関係のせいで遠慮してるんですかね。
次こそ上司を攻略して欲しいです。