やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 / 渡航

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 / 渡航 / ガガガ文庫
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 (ガガガ文庫)

「あ、ああ〜、それすごいわかる……。会話回してる中心の人がいなくなると気まずいよね。何話していいかわかんなくて携帯いじったりしちゃうんだよ……」

残念系青春学園物。通称はまちの2巻です。
やっぱりこのシリーズ面白い。
特に主人公のツッコミがいちいち面白くて、電車の中とかでは読めないです。

「超大変だったんだからね」
「なんだ、その、悪かった」
人に知られてなくてごめんなさい、とかこんな悲しい謝罪するのは初めてである。

前回それなりに活躍したはずなのに、相変わらずぼっちな八幡。
端からみると奉仕部にくる相談を解決することでどんどん友人を増やしていると思うのですが
八幡本人が気づいてないのがちょっとせつない。
お菓子の人も結衣だと気づいたのにあっさりとフラグを折るとかせつなすぎた。
マイナス思考もここまで来ると病気だ。
3巻で二人の関係がどうなるのか非常に気になる終わり方でした。


それにしても結衣が可愛すぎる。
八幡みたいに過去のトラウマを引きずる男には積極的にいかないと無理なんだから、もっと頑張ってほしいな。
あれで諦めて欲しくないです。


当初ヒロインだと思っていた雪乃さんなんですけど、
八幡との恋愛フラグをまったく感じさせないところはある意味凄い。
この巻ではところどころで彼女のプライベートな一面が見え隠れしてました。
徐々に彼女に焦点があたっていくのかな。


はやく3巻が読みたくて仕方がないです。