アンチリテラルの数秘術師(アルケニスト)2 / 兎月山羊

アンチリテラル数秘術師(アルケニスト)2 / 兎月山羊 / 電撃文庫
アンチリテラルの数秘術師(アルケニスト)〈2〉 (電撃文庫)

「いつまでも自分が戦わねえ理由ばっかり探してんじゃねえよ! 弱いフリしてんじゃねえ! 死んだフリして"自分が弱え事を言い訳にしてれば納得がいく事"なのかよ!」


数式を操ることで様々な事象を起こすことができる数秘術師達の戦いを描いた
アンチリテラル数秘術師の2巻です。
1巻より大分読みやすくなってました。


今回は集合を操る災厄の数(アルヘトス)が登場。
人を食べることでその人の人間関係を掌握してしまったり。
食べたエネルギーを吸収して返すことができたりと、1巻同様無茶苦茶やってくれます。


能力的には最強のヒロイン雪名ですが、想像以上にメンタルが弱かった。
でもそうしないと、あっさり終わってしまうから仕方がないのかな。
次回もなんらかの理由付けて序盤は弱体化しそう。
そろそろ主人公も、リテラルの異変感知以外の能力に目覚めてもいいはず。
というか目覚めて欲しい。