変態王子と笑わない猫。2 / さがら総

変態王子と笑わない猫。2 / さがら総 / MF文庫J
変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)

『我々は死者の縁を抱いて、生者のために生きていくのだ』

 変態王子と笑わない猫。の2巻目です。
最高に面白かったです。カントクの絵も素晴らしい。
今読んでるハーレム系ライトノベルで一番好きなシリーズになりました。
テンポよく話進むし、変態王子と月子の会話が面白いですね。
王子のモノローグが面白すぎる。


 月子がキッチンで料理してるシーンは昨夜に王子が祈った願いが叶って表情が戻ってきたのかと思ってしまった。
誤魔化すところが可愛すぎる。
表情が読めないけど、微妙なしぐさで段々考えてることがわかっているところがいいですね。
兄としてではなく、結婚して家族になればいいのに。
月子の本当の希望はそういうことだったと思うんだけど、やっぱりハーレム系主人公だけあって横寺は鈍感ですね。
意図しないまま、鋼鉄の王も落としちゃってるし。


 最後のキスシーンを見てしまった小豆は気が気でないでしょうね。
でもどうやら次の巻では小豆の巻き返しみたいです。
今から楽しみです。


 そういえば今回初登場した、副キャプテンもそのうち攻略されたりするんだろうか…。