嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん10 終わりの終わりは始まり / 入間人間

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん10 終わりの終わりは始まり / 入間人間 / 電撃文庫
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん10 終わりの終わりは始まり (電撃文庫)

「だってー、優しいし、かっこいいしー」
「なにより、みーくんだもんね! きゃはー!」

 みーまーシリーズついに完結!
7巻あたりからあまりに読み辛すぎて挫折しそうになりかけましたが、なんとか完走できました。
特に9巻はみーくん壊れてるから、過去最高にキツかったですが、それに比べると最終巻は随分と読みやすいこと。


思いっきり騙されたー。
2章くらいから違和感を覚えてたんですけど、やっぱり騙されました。
菅原道真の方のみーくんだったとは。


最後にヒロインをかけた決闘というのは王道展開で面白かったです。
決着はある意味邪道でしたけど、あの決着が一番良かったと思います。

「私、こっちのみーくんがいい」

この台詞は衝撃的だった。
どちらを選択するのかは結局、相手の気持ちもあるわけで
まーちゃんが嘘つきみーくんを選択したのは嬉しかったですね。はい。
嘘つきみーくんの方がまーちゃんへ愛が深かったと。


信じることさ 必ず最後に愛は勝つ


なんてね。