“末摘花” ヒカルが地球にいたころ…… 5 / 野村美月

特装版“末摘花“末摘花

「ヒカル……俺、本当に女がわかってねーな。あいつのこと、全然わかってなかったんだな」

ファミ通文庫8月の新刊「ヒカルが地球にいたころ」の5巻『末摘花』です。

物語は、しーこと、帆夏+委員長の4人でプールにいくところから始まる。
前の巻で危惧した通りの展開だけど、予想以上の修羅場っぷりが楽しかった。

末摘花ことサフフールを探すためにとある喫茶店に通う是光。
だけど、その喫茶店には葵さんがバイトとしていたり、その監視として朝ちゃんがいたり、
果ては、しーこや帆夏や月夜子先輩まで様子を見に来たり…。
もはやヒカルを超える天然ジゴロになってる。

末摘花さんには申し訳ないけど、今回は全体的に帆夏の出番が多くて、ファンとしては非常に満足でした。
しかしまさか、あの人まで落としてしまうとか…どうする帆夏、どうする是光。
次回は朝ちゃん回みたいだけど、それ以上に帆夏と是光の関係が気になる。