やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 3 / 渡航

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫) やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 ドラマCD付限定特装版 (ガガガ文庫)

「始め方が正しくなくても、中途半端でも、でも嘘でも偽物でもなくて……、好きって気持ちに間違いなんてない……と、思う、けど」

残念系青春ラブコメ、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』です。
八幡と由比ヶ浜結衣がちょっと微妙な関係になってしまったところからの続き。
巻を増すごとに面白さも増してると感じた3巻でした。


ゆっくりとだけど着実に3人の関係が進展しているのがとても良かった。
そろそろ、タイトル詐欺じゃないかと言われてもいいくらい今回はラブコメやってます。
でも戸塚くんと一緒にいる時が一番ドキドキしてるっていうのは、タイトルどおりすぎる。
まぁでも確かに彼はかわいい。


どのキャラも相変わらずいいキャラしているのですが、その中でも今回は特に雪乃が良かった。
奉仕部から離れていく結衣のことを残念がるところが成長を実感させてくれてうれしい。


妹の小町も兄に彼女が出来るように行動していて、なかなか面白いキャラになってました。
結衣か雪乃のどちらかとくっつけたくなるのもわかる。
今後も是非暗躍して欲しい。


ドラマCDの内容はボーナストラックとして収録されています。
内容は本編からの続きで、レギュラーメンバー勢ぞろいで結衣の誕生日を祝う様子が綴られています。
生徒達がリア充イベントを満喫してただけに、先生の残念っぷりが際立ってて面白かった。


この物語で一番残念な人は先生かもしれない。