ストライク・ザ・ブラッド1 聖者の右腕 / 三雲岳斗

ストライク・ザ・ブラッド1 聖者の右腕 / 三雲岳斗 / 電撃文庫
ストライク・ザ・ブラッド (1) 聖者の右腕 (電撃文庫)

「当然です。忘れたんですか。わたしは先輩の監視役なんですから――」

第四始祖と呼ばれる伝説の吸血鬼の力を受け継いだばかりの暁古城。
平和に暮らすはずだった日常は一人の第四始祖の監視役を名乗る少女、姫柊雪菜の来訪と共に崩れることになる。


面白かった。今まで積んでままになっててごめんなさい。


伝説の力を受け継いだばかりで、その能力の全てを使いこなせない主人公。
監視目的のはずが共に行動をしているうちに、いつの間にか惹かれていくヒロイン。
王道展開が好きな私にヒット。


吸血行為によって、内に秘めている眷属を手懐けていくのは上手いと思いました。
ただ気になったのは、雪菜の血に反応したのは十二体のうち一体だけ。
残りも吸血によって従える場合、ハーレム展開になりますよね。
個人的には雪菜一筋でいて欲しいですけど、古城が超鈍感だからハーレムになるのかな。
次は同級生の浅葱に古城の牙が刺さりそう。


友人の同級生が実は本当の監視役だったり、
妹の中には受け継いだ元の始祖が入ってる感じだったり
気になる伏線が満載で、次巻がとても楽しみです。