「……ヤトリ。イクタ・ソロークとは、結局、どのような男なのだ……?」 「ひねくれた男です。……けれど殿下、真っ直ぐな棒だけでは家も建ちませんから」 高等士官試験会場に向かう舟が沈没したのが全ての始まりだった。 軍人にだけはなるつもりがなかったイクタ…
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