彼女と僕の伝奇的学問 2 / 水沢あきと

彼女と僕の伝奇的学問〈2〉 (メディアワークス文庫)

「あのふたりのことを間違ってるなんて言える人は、どこにもいないということです」

メディアワークス文庫12月の新刊「彼女と僕の伝奇的学問」です。

フィールドワークしに行くという流れは前回と同じ。
今回は会長の風守さんの友人の子がいる島へ調査に赴く。

物語のお約束的に今回も儀式が無事に終わるはずもなく、儀式の結果、会長が土牢に閉じ込められてしまいます。
でも前回と違って、今回はアウェーではないためか、緊張感はあまり感じませんでした。

今回読んで改めて思いましたが、この研究会って風守会長と雪希と主人公の能見だけでもってるような。
他のメンバーが空気すぎてヤバイ。
特にヒロインだと思われてた、七海と桜花がほんとど何もしてないんだけど…。
この先もこの展開だとちょっと厳しいなと思いました。